目次
はじめに
目次
Ⅰ 職業生活につくということ
1.学業生活と職業生活の違い (1)職業生活はマラソン
1.学業生活と職業生活の違い (2)人生の大半を占める職業生活を描きる人など誰もいない
1.学業生活と職業生活の違い (3)偶然を味方につける
1.学業生活と職業生活の違い (4)職業生活とは社会と行き交い人と触れ合うための扉
1.学業生活と職業生活の違い (5)人生は旅
2.職業生活の開始と同時に始まる個人と会社の関係 (1)入社1年目における上司との関係
2.職業生活の開始と同時に始まる個人と会社の関係 (2)個人がもつ潜在能力(才能)
2.職業生活の開始と同時に始まる個人と会社の関係 (3)職業生活における幻滅感
2.職業生活の開始と同時に始まる個人と会社の関係 (4)入社1年目に直感で感じた違和感(問題点)は大事にする
3.企業で仕事をする上で心がけておきたい基本スタンス (1)適法性
3.企業で仕事をする上で心がけておきたい基本スタンス (2)社会性
3.企業で仕事をする上で心がけておきたい基本スタンス (3)人間性
Ⅱ 部門間の関係
1.なぜ他部門の情報が必要か
2.部門機能の原点
3.全体最適と部分最適
Ⅲ 求められる人材
1.企業に求められる人材 (1)新入社員に求められ基本的な要素
1.企業に求められる人材  (2)中堅社員に求められる要素
2.企業運営と機能化  (1)業務の拡大と機能化
2.企業運営と機能化 (2)組織と管理
2.企業運営と機能化 (3)優良企業
2.企業運営と機能化 (3)経営の基本を勉強するための事業体
3.知識の根底に必要なもの (1)人生観
3.知識の根底に必要なもの (2)組織と個人
Ⅳ 経理知識
経理知識の必要性
Ⅴ 企業に共通する仕事の基本
1.取引と契約 (1)取引(商業取引)
2.稟 議 (1)目 的
2.稟 議 (2)稟議規程(決裁規程)
2.稟 議 (3)稟議書
3.受取請求書と支払処理 (1)物品購入と請求処理
3.受取請求書と支払処理 (2)受取請求書の支払処理
4.事業計画と管理会計
Ⅵ 東京通信工業の精神から学んだ仕事観
1.人がやらないことをやる
2.やりたいやつにやらせる
3.言い出しっぺがやる
4.若いやつにチャンスを与える
5.可能性に挑戦する
6.仕事の報酬は仕事
7.東京通信工業とソニー
Ⅶ 職業生活のポイント・仕事の成果・生き方
1.二師三兄五友
2.仕事・学び・遊び
3.評価は他人がするもの
4.怒らず・恐れず・悲しまず、正直・親切・愉快
5.挑戦に終りなし
Ⅷ 参考書籍
第Ⅰ章 参考書籍
第Ⅲ章 参考書籍
第Ⅶ章 参考書籍
その他参考書籍

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はじめに

ブクログPuboo 2010年10月18日発刊、「自分で考える社員研修ノート」に私自身の研修内を加した。個人の生活や企業における仕事に対する姿勢など具体的な内容を踏まえて、わかりやすく解説している。自分で考えたこと、参考書籍を通して考えた内容など、仕事の実践とともに自分自身の思索を深めてきた。

人生に、最終結論はない。

それぞれが生涯を通して、常に思索を重ね、自らの意志で行動し、個人が納得できる「解」を発見するための努力の継続ができるかどうかが、もっとも大切ではないか、と考えている。

 

人間、物事が順調にいっているときは、目の前の事に没頭するものである。

方、順調なときには、本来大切なものを忘れていることがある。

人生、順風満帆で終わることは稀である。

いろいろな困難に遭遇したとき、人は、その存在の真価を問われることになる。

 

キャリアの問題は、人間を取り囲む複雑な要素が絡み合って形成される。

企業における個人と組織の関係は、優れた経営者との出会いやオープンで個人の発想を大切にする組織があれば、毎日がすばらしいアドベンチャーワールドであり、船長とともに飽きることない航海が続く。このようなキャリアは、まさに個人と組織を融合させて、より良き人生を歩むことさえ可能とする。

今日、個人と組織の関係は、非常に難しい時代を向えている。

日本社会が成功した結果として獲得した社会制度、例えば検察機構の優秀性など、ある時期は社会的信頼に応える機能を有していた組織も、現在は組織の構造的な問題へと発展している。

キャリアの問題は、神戸大学大学院教授金井壽宏教授が言われているように「どんなによい社会、よい会社にいたとしても究極的には、社会、会社の問題ではなく、個人の問題である」ということに尽きると考えている。

また、同教授は、もともと危機とは「岐路・分かれ目」という意味であり、節目のときに「人生いかに生くべきか」と問う必要がある、それがないと流されてしまい人生の意味や自分の存在意義を失ってしまう、とも言っている

本書は、社会的な存在である個人が、少しでも有意義な人生にしていけるよう、また誰でも自分の人生を考えていけるように、わかりやすく完結に箇条書きで書いた。

これから人生の荒波に乗り出す大学生から企業の中にあって自分の存在意義に悩んでいるかもしれないと思われる中堅社員まで読んでいただきたい。

遊び心を大切にする私にとって、是非、楽しみながら遊びながら読んでもらえたらうれしい。

真剣に勉強される方は、是非それぞれの分野の書籍を読んでいただきたい。

 必ずあなたの人生り良き方向へ変化させてくれるはずだ。


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最終更新日 : 2013-04-02 16:54:38

目次

 職業生活につくということ

 

 1.学業生活と職業生活の違い
 (1)職業生活はマラソン                
 (2)人生の大部分を占める職業生活を描ける人はいない  
 (3)偶然を味方にする                                  
 (4)職業生活とは社会と行き交い人と触れ合うための扉    
 (5)人生は旅  

                                        
 2.職業生活の開始と同時に始まる個人と会社の関係
 (1)入社1年目における上司との関係                    
 (2)個人がもつ潜在能力(才能)            
 (3)職業生活における幻滅感              
 (4)入社1年目に直感で感じた違和感は大切にする

    
 3.企業で仕事をする上で心がけておきたい基本スタンス     

 (1)適法性(リーガルマインド)            
 (2)社会性(企業の存在基盤)             
 (3)人間性(人間の成長が組織を成長させる)

      
 部門間の関係

                    
 1.なぜ他部門の情報が必要か                                
 2.部門機能の原点                     
 3.全体最適と部分最適

                                    
 求められる人材


 1.企業に求められる人材                                    
 2.企業運営と機能化                                        
 3.知識の根底に必要なもの  

 経理知識


 経理知識の必要性

                                       
 企業に共通する仕事の基本

 

 1.取引と契約                                              
 2.稟議                                                    
 3.受取請求書と支払処理                                    
 4.事業計画と管理会計  

                      


              
 東京通信工業の精神から学んだ仕事観
 

 1.人がやらないことをやる                                  
 2.やりたいやつにやらせる                                  
 3.言い出しっぺがやる                                      
 4.若いやつにチャンスを与える                              
 5.可能性に挑戦する                                        
 6.仕事の報酬は仕事

 7.東京通信工業とソニー

                                        
 職業生活のポイント・仕事の成果・生き方


 1.二師三兄五友                                            
 2.仕事・学び・遊び                                        
 3.評価は他人がするもの                                    
 4.怒らず・恐れず・悲しまず、正直・親切・愉快              
 5.挑戦に終りなし  

 参考書籍

 1.第章 参考書籍

 2.第章 参考書籍

 3.第章 参考書籍

 4.その他 参考書籍


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最終更新日 : 2013-04-01 15:35:17

1.学業生活と職業生活の違い (1)職業生活はマラソン

   これまでの人生の約3倍の年月を生きる(65歳定年)

 

  会社生活  異動、転勤、昇進、昇格、転職、起業など

 

  私生活    結婚、子供の誕生、趣味、病気やけが
           両親の面倒をみるなど

 

 

【研修内容】

65歳定年と考えても、生まれて学生時代までの年月の約3倍以上を生きることになる。想像を超えた年数であり、先ず自分の思い通りにはいかないが、自分の意志によって、ポジティブ思考によって、良き人生となることを信じよう。

仕事における専門的な勉強も重要だが、「人生」いかに生くべきか、と人間として問うておくことが、多くの試練から自らを助けることになる。

私が経験した範囲を書こう。

転勤2回、降給1回、降格1回、解雇2回、転職数回、子供の病気、両親の早死、大失恋などあった。どれもそのときは、自分だけが不幸のどん底だと思う。

すべて時間が解決する。

人間として楽天的な気持ちと挑戦する姿勢ぐらいあればなんとかなる。

実際、なんとかなっている。

早い時期に「良き本」とめぐり会って欲しい。良き人との出会いも大事だが、こちらは簡単に見つからない。先ずは良書を自分の傍においておくことを勧める。

 

これからの人生、困った、迷った、病気になったときの四冊だ。

すべて元気がでる。

「会社と個人を元気にするキャリア・カウンセリング」 金井 壽宏 (著) 日本経済新聞社

「ほんとうの心の力」 中村 天風(著) PHP研究所

「考運の法則」 鳥飼 重和(著) 同友館

「知にして愚」 樋口 太郎 (著)  祥伝社

 

  キャリアデザイン

   ・キャリアデザインとは

   ・キャリアデザインをするとは

   ・非連続性的な節目を越えるとき

   ・ライフトランジッション  キャリアトランジッション

   ・人生行路

 

 

【研修内容】

キャリアデザインとは、「仕事上の自分の歩みを構想し計画すること」と言われている。これまでの日本社会のように長期間安定した機能を果たしてきた社会構造では、キャリアデザインをすることは、ある程度可能だったと思われる。

特に社会で強い資格、弁護士や公認会計士などは、キャリアデザインできる可能性が高かったが、今日、「士業」と言わる仕事も変化の大きな波に洗われている。今日のように変化が激しい社会では、「士業」に限らずキャリアデザインすることはなかなか難しくなっている。

キャリアデザインの最初のタイミングは、新入社員で就職したときだと思われるが、実際には仕事を覚えた時期、入社3年目から5年目ごろではないだろか。大体、このような仕事で自分の生活基盤を作れると感じられる時期である。

この基盤を作るためには、理屈ぬきに、自分のために、猛烈に仕事をすることが大事だ。

キャリアデザインをするとは、「長い時間幅からみた仕事生活のパターン、意味づけ」とされている。

例えば、私は、営業職から総務人事職へ仕事を転換したが、営業職約11年間、それ以降は総務人事職(経理約3年を含む)で職業生活のパターンを作ってきた。

営業職時代に感じた課題から、職種転換を図ったが、総務人事の仕事の面白さや常に経営トップと経営方針議論したり、経営方針に基づく組織運営をおこなうなど、自分が目指す仕事が可能だ。

自分が目指す仕事とは、現場を徹底的にサポートする立場、ソニーのように経営管理がれている企業を作るということだった。

このことが、私にとって「長い時間幅からみた仕事生活のパターン、意味づけ」となっている。

そのことは、今も、また今後も続くことを意味する。  

非連続性的な節目を越えるときが重要とは、例えば、学生から社会人になったときに受ける「リアリティ・ショック」、自分で想像していた仕事や会社に対するイメージのギャップからくる節目、リーダーや管理職となり部下を育成しながら成果を求められる中期キャリアの節目、行く末がみてくる中高年キャリアの節目、仕事以外では、恋愛や愛する者との離別などといった節目がある。

これ以外にも沢山の節目があるだろう。

私は、新入社員時代、同期の社員や2~3年上の先輩から話を聞くことで「リアリティ・ショック」を克服した。一人であれば、多分退職したと思う。実際、同期の社員一人で地方へ赴任した者は、比較的早い時期に退職した。

節目を越えるには、同世代とのインフォーマルな会話等、精神安定させながら将来像をおぼろげながら垣間見ること大事だ。

中期キャリアの節目は、自分で考え抜き、勇気を出して行動することで克服した。

ある意味、偶然の所作であり、自分の運の強さを感じた。

他人と違うことをおこなう場合や社会一般の常識に捉われない思考と行動をおこなう場合は、他人とイメージや言葉の共有はなかなか難しい。自分の心の中でイメージトレーニングをおこない、いささか常軌を逸していると思えるらいの楽天性を有し、夢を追う気持ちを持ち続け、その上で徹底した行動しかない。

身内や世の中の理解などほとんどなにもないと思っておいたほうがよい。

あるのは夢が現実なったとき、他人は信じるという「事実」だけである。思考プロセスは、すべて自分の心の中で創られる。

日本人は、このような常軌を逸した物事の進め方に慣れていないのか、簡単に納得しない。また、思考パターンが表層的であり、物事の本質をつかむ点において、ひどく弱いと感じる。

自分を信じると思える人が、少ないようである。

トランジッションとは、一般論としては「転機」とされる。生涯発達心理学では、「移行」、ないし「移行期」とされ、人生の節目を指す言葉である。

仕事でもプライベートにおいても人生の中で、何回か繰り返されながら訪れる。

人は誰でも、この高校へいく、この大学へいく、この会社へ就職する、どこそこへ転勤する、どこそこの部署へ異動する、といった転機(節目)を経験しているはずである。


 ウィリアム・ブリッジスのトランジッション




【研修内容】

ウィリアム・ブリッジスは、米国の人事系コンサルタントである。

 http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/career09/career01.html

 

人の移行期について非常にわかりやすく解説している。

私の例えで恐縮だが、大恋愛をして大失恋した。

移行期とは、ある状態(恋愛)が終わり(失恋する)、別な状態(新たな恋愛)が始まるということである。

苦悩の日々からの脱出に、実に3年の歳月がかかった。

ところが、多くの人は、後者の「開始」ばかりを目にして、いったいなにが終わったかという「終焉」を往々にして不問にしている、またその移行期が重要な転機であればあるほど、テレビのチャンネルを変えるようには、「終焉」から「開始」へと、さらりと移れないものであると言われている。

「終焉」から「開始」の間に、途方にくれたり、やや(かなり)宙ぶらりんな感覚になったりもしながら、徐々に新たな始まりに向けてしっかりと気持ちを統合していく時期が必要であると、ブリッジスは唱えている。

失恋をすると、この感覚は非常によく理解できる。

ちなみに中間期の「もがき」、「苦しみ」は、その後の私の人生に意味をもたらした。

少しはまともに(本当の意味で)人(女性)を愛せるようになった。

実は、キャリアの移行期においても同様の状態がある。

この点、人間はアナログであり、すぐに感情の切り替えができるものではない。私は、総務人事部門から経理部門へ異動したが、当然、頭ではわかっていても心の中で「中立圏」のもやもやが徘徊するものだ。

転勤、降格、解雇、異動、昇進、転職のすべてにおいて、感覚の差こそあれ、「中立圏」が存在していると実感できる。

ブリッジスによれば、すべてのトランジッションは、実は「終わり」から始まる、とされる。「中立圏」をくぐるという自覚が「終わり」に劣らず大切だと言っている。

これも失敗が多い私には、よくわかる。

また、これを(中立圏)くぐらなかった人に限って、過ぎ去った過去を振り返ってしまうとも言っている。納得だ。


 ナイジェル・ニコルソンのキャリアトランジッション



【研修内容】

ナイジェル・ニコルソンのキャリアトランジッションも、実に理解しやすい。

 http://career.biglobe.ne.jp/kyujin/shigotonin/shigotonin32_03.html

第一段階の準備期、第二段階の遭遇(入社、異動)など)、第三段階の順応、第四段階の安定化のサイクルをまわしながら人は成長していく。

基本的な成長パターンをよく表している。

我がまま人間であった私もこのパターンで成長させてもらった。経験したきた事実であり、このサイクルは違和感なく理解できた。

自らが部下の育成をおこなう際に、上手くやれたのもこのサイクルを体得していたからだ。

心理学の巨匠といわれるクルト・レヴィン言うように、「良い理論ほど実践的なものはない」の見本のような内容だ。

  ストレスとは
      
   ・ストレスについて知っておこう

   ・ストレスを上手く活用しよう

 

【研修内容】

ストレスとは、「生活上に起こった変化に対応するために必要なエネルギーの量」とされる。
人は誰でも、次の発達段階に移行すると、必要なことや要求されることが異なる。学生生活に必要

とされる要素と職業生活で求められる事柄は、当然だが違うものになる。

職業生活では、仕事をおこなっていくスキルを身に着けることが最優先課題だ。
ここにストレスが発生する。

ストレスは、本人が重要でないと思っている事柄には生じてこないと言われる。自分にとって重要なことにおいて発生するわけだが、多くの人は既に経験済である。
 中学や高校受験、大学受験など、本人にとって重要な要素であるためストレスが発生する。
 就職していれば、自分がおこなう仕事、会社の中の人間関係、異動、転勤、昇進等次から次へとストレスが発生するはずである
 当然なのだが、新しい仕事は自分のこれまでのやり方でこなせないことが大部分である。
 誰しも同じであるが、新しいことはある程度負荷がかからないと、変わらない、変われないといえる。
 人生や社会に変化ということが不可欠であれば、ストレスも必然となると言われる。

人生や仕事は、誰にとっても重要な事柄である。そうであれば、一生ストレスと上手く付き合って

いこう。

好きな女性といっしょにいてもストレスを感じる。結婚数十年が過ぎてもだ。その訳は、その女性

がもっとも大切だからだ。

ストレスを感じているとは、人や物事に緊張感をもって大切に接していることであり、自分を信頼して楽しもう。
 大失恋も人生の中の有意義な経験となるだろう。


 キャリア変遷のイメージ



【研修内容】

日本的成長が衰退した1990年代後半からは、当然だが企業の成長が、停滞、あるいは縮小する時代に入ってきた。

人事制度では、今日見直し機運が高い「成果主義」の導入や早期退職の増加といった低成長に合わせた対策が施され、年功序列主義から能力主義、成果主義が跋扈してきた。

若い人の中でもビジネスにおける能力が高い者は、早期に昇進、昇格するなどの恩恵を受けているが、他方従前のような社内研修や日本企業のもっとも得意なOJTの減少から、一部の若い人達にとっては、従来以上に厳しい仕事環境になっている。その結果、早期に仕事のスキルを上げるために自費で外部講習を受講するといった個人を中心とした職業社会が形成されてきている。

これらの個人主義と相まって個人の転職の機会が増えており、若い世代にとって簡単に自分が目指す仕事に就けるという現実がある。

他方、企業側からは、長期的な展望に立った人材育成や企業に対するロイヤリティーの減少といったことが大きな課題となってきた。

一部の大企業を除けば、人材の長期育成が難しい時代である。

しかし2008年のリーマンショック以降の経済成長の大幅な低下は、1990年代後半からの社会情勢を一変する状況が出現した。

超氷河期の就職環境から大留年時代へ向かうのではないか、といった観測がでている。これまでにない就職環境の変化である。

これから当分の間、日本社会は21世紀型経済成長モデルの構築と、各企業が独自性をもっ経営モデルを構築できるかという新たな挑戦をしなければならない時代を向えている。

まさに小さな企業やベンチャー企業にとって、大きなチャンスがある時代だと感じている。

もっとも大手企業にもチャンスは等しくある。どちらの企業にとっても判断、決断と実行力が試される時代だ。


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最終更新日 : 2013-04-01 15:56:55

1.学業生活と職業生活の違い (2)人生の大半を占める職業生活を描きる人など誰もいない

 ① 最初は、どのような仕事でもやってみよう

 

  やってみる以外に仕事は理解できない、なにが好きか、なにが嫌いかもやってはじめ

   てわかるもの

 

 

【研修内容】

仕事に巡り合うのは、「運」といえる。

そういうと身もふたもないが、事実である。

但し、人には執念があり、その執念の持ち方や努力いかんによって「運」がその人を訪れる。

このことは、「僕の仕事はソニースタイル」へも書いた。

私以外にも多くの人達が経験していることでもある。

次の項で書いているが、「計算された偶然」という考え方がある。

 

 

  なにがやりたいか(意外にむずかしい)

 

   ・なにが自分にできるか、得意なことはなにか、なにをやりたいのか
   ・だれに喜ばれたいか、どのような人といっしょに仕事がしたいか
   ・なぜ、そういう仕事がしたいか、なにを目指しているのか、自分の夢とはなにか
   ・時間の経過とともに自分がやりたい方向が見えてくる
   ・人によって違いがあり、少し長い時間をかけることも必要

 

 

【研修内容】

「なにがやりたいか」ということは、案外むずかしい。

なぜなら、学生時代にイメージしているものは、自分の頭の中で描いたイメージであり、当然のようにすばらしいイメージに仕上がっている。

就職面接でボロボロになるほど、中身がなかったことを思い出す。結果は、一番やりたくなかった営業職だった。身から出た錆といえばそれまでだが、たいして勉強もせず厚かましさとイメージだけ

の就職活動で希望する職種につけるほど世の中は甘くない。

しかし、最悪と思った事態から幸運が舞い込んでくるから人生は愉快である。一番嫌だと思った営業の仕事面白くなり、現場から見たよその企業の経営管理など、その後の自分の視座を作ってくれた。

人生なにが幸いするかわからない。

馬鹿な企業であるソニー(昔、バカだったと言い直しておこう)の馬鹿な人間(元上司)に、馬鹿な自分は採用された。

馬鹿が馬鹿を呼ぶのである。現代は、お利口さんの時代である。馬鹿には、ちっと生き難い時代。馬鹿にはかなり厳しい時代であるが、ひとりくらい馬鹿ができる人間がいてもよかろう。馬鹿な人間を拾える度量、馬鹿な人間をまともにできる本物の力(人間性=企業性)をもっている企業がある。やりたいことは、こんな企業の中にさえいれば、馬鹿でも自然と芽生えてくる。

馬鹿が、良いことをやろうとしても、本来の馬鹿さ加減は消せない。馬鹿の馬鹿たる所以である。馬鹿な話は沢山あるが、ひんしゅくをかうのでやめておく。

ちなみに、今やりたい馬鹿なこと。




 ④ 節目や岐路にたったときにデザインする

 

  個人がもっている才能とも関係する

 

 

【研修内容】

節目や岐路にたったとき、個人の主観的キャリアや長期的な歩み、また動きを自分なりにどのように意味づけるか、そこにどのようなパターンを見つけるか、今までの動き、歩みから将来をどのように展望するかが必要だとされる。

才能とは、人が無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンだといわれる。

自分の将来展望は、このようにパターン化されやすいと思う。将来展望だけでなく、特に仕事で上手くいったことについて同じパターンを繰り返しながら、物事を判断し、行動している。自分の中に、「これだというもの」をもっている場合、多くの困難な仕事に直面しても、このパターン化された才能(他人と共有することがむずかしい)で乗り越えていける。

このことは、スキルや知識より人のパフォーマンスを高めるともされる。

最後にも書いているが、有能感(上手く生きていける)につながる。

いずれも目の前にある仕事を徹底的にやり抜いて、考え抜く、そしてさらに実行(行動)することで養われてくる。


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最終更新日 : 2013-04-02 14:13:18

1.学業生活と職業生活の違い (3)偶然を味方につける

   計画された偶然
   スタンフォード大学 ジョンクランボルツ教授

   http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/career07/career01.html

 

    大事な要素 
    神戸大学 金井壽宏教授 
      
    ・大きな方向感覚、自分を貫くものをもつ

    ・流されながらも節目だけはしっかりとデザインする

    ・自分の活動舞台にも拠りどころがある

    ・組織の価値観を共有しながらも、しっかりとした自分がある

 

 

【研修内容】

ジョンクランボルツ教授のことは、前記サイトに譲るとして、私はなぜこの考え方に賛同できるか、ということを書いてみよう。

約11年間営業の仕事をおこなってきたが、管理部門のていたらくな現実とこの時期自らの転勤が引き金となって総務部門へ疑問を感じた。文句を言うだけでは仕方がないので、自分が総務の仕事やるべく努力したが、残念ながらこの会社ではチャンスをもらえなかった。

経営層の経営戦略と経営管理レベルは、営業活動を通してみた他社と比較して著しく低く、将来性がないという結論に達していた。

なかでできないなら(営業職で在籍していた会社)、外(転職)でやってみようと退職したが、年齢(36歳)とキャリア(営業経験だけ)の問題で苦労することになる。

能力はないが執念だけ強い私は、求人情報誌をみては総務部門の求人に応募するため片っ端から履歴書を書きまくった。

そんな中で出くわしたのが、ソニーであり、小林氏であった。

詳細は、「僕の仕事はソニースタイル」を読んでいただきたいが、ここで書いている部分はほんの一部である。

すべてドラマとしかいいようがない。が、現実には「計画された偶然」だと信じたる結果が存在する。また、このことは鳥飼総合法律事務所 鳥飼重和弁護士の著書「考運の法則」を合わせて読んでいただきたい。

人間という生き物にとって本当に大切なことがある、と確信する。

金井教授がいわれている点は、最初の会社に在籍してときから考えて行動してきたことであり、自分の思考と行動の拠り所となり、ソニー子会社への転職を契機に、さらに自らの価値観を強固にした。

 

  個人の拠りどころ(キャリアアンカー) 理念・組織文化
    エドガー・H・シャイン

 

 

【研修内容】

自分が働いている組織が気に入っているなら、組織がよりどころとする理念や価値観と、自分がキャリアを歩む上で拠りどころとするものが、ときに衝突しながらも共振させるほうがよいとされる。

この点も同感である。

私にとっては、まさにソニーの社風や文化と小林氏を拠り所とし共振させた。小林氏が定年退職したからソニー子会社を離れたが、在籍していれば、私は退職することは100%なかった。小林氏との別れが、自分の次の成長のステージだと考え、新たな目標をもって行動した。

個人の拠りどころ(キャリアアンカー)は、企業理念・組織文化の影響を受けながら自分自身貴重な価値観となり自らを支えている、まさにアンカーなのである。

中で、いつでもあの日感動が蘇る。


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最終更新日 : 2013-04-02 14:15:08


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