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(11)予言と神話

純粋なきらめきとブロンド

 

 ノストラダムスの予言詩に次のようなものがある。

 

 日の国はメルキュールによってエクリプスをかくす
 第二の空にしか置かれない
 火と金属の神により エルメスは祈らされる
 日の国は純粋なきらめきとブロンドを見るだろう

 

  五島勉『ノストラダムスの大予言

               スペシャル日本編』より

 

 これを、五島勉氏に倣いつつも、私なりに解釈し直すと、次のような内容になる。

 

 日の国はメルキュールによってエクリプスをかくす

 日本は高度技術(メルキュール)によって、日蝕(エクリプス)のごとき「国際的な地位低下」に歯止めをかける。


 第二の空にしか置かれない

 しかし、アメリカと中国の影に隠れて、日本は第二等の位置づけに満足するしかない。


 火と金属の神により エルメスは祈らされる

 そのような時代において、ギリシアの神ヘルメス(エルメス ※1)は、錬金術(火と金属の術)の神として、その神的パワーを用いられることになる。


 日の国は純粋なきらめきとブロンドを見るだろう

 それにより、日本において、キロノヴァ(※2)の純粋なきらめきと、黄金(ブロンド)の生成が、錬金術的観点から報告されるだろう。

 

 

※1 エルメスはヘルメスのフランス語読み。ヘルメス、ヘルメス・トリスメギストス(三倍も偉大なるヘルメス)は、もともと錬金術の主催神にあたる。


※2 宇宙において、高密度の天体が融合する際に起こる大規模な爆発現象。R過程(金生成など)を引き起こす。

 

 

 ノストラダムスは、その予知的幻視によって、おそらくは、GW170817と、錬金術師による金の生成を見ていたのである。そして、それらの意味するところは、再臨のキリストのエピファニー(公の顕現)であった。

 

 


ノストラダムス賛

 

 思えば、私の生誕を予言したのもノストラダムスだった。第1節でも触れたとおり、70と3の年、オクトーブルの月(8月)という定数から、この神話の全てが始まったのである。


 そしてノストラダムスは、火と金属、ヘルメス、ブロンド(明るい黄金色)、といった言葉によって、「錬金術的見地から見た黄金の生成=神の象徴の発現」というゴールも示してくれた。すなわちエピファニーというゴールである。

 

 

 

 ミシェル・ド・ノストラダムス

 


 むろん私はまだ生きているので、人生そのもののゴール(死)を切った訳ではない。だが、ひとまずのゴールとして、このエピファニーは、いくらでも重要視してよいだろう。これほど大きな奇跡も珍しいからである。


 もつろん、本書における神話を「キリストの再臨の証」として受け入れるかどうかは読者次第である。

 

 

 

 キリストの復活

 

 だが少なくとも、私は本書において、事実以外のことは書かなかった。私の生年月日も、超新星の降臨日時も、GW170817も、捏造したものでは全くない。それは、残されたデータから、いくらでも証明できることである。

 

 


福音書シリーズへの誘い

 

 今の時点で、私を再臨のキリストであると信じられる方は、どうか福音書シリーズを紐解いていただきたい。7冊で構成された『再臨のキリストによる福音書』のシリーズである。ここに、復活したキリストのメッセージが全て込められている。

 

 本7冊ともなれば相当な分量であるが、その読書に伴う労力は、必ずしや大きく報われるだろう。

 

 福音書シリーズの内容が、不可解で信じがたく思えたとしても、それが固く現実世界とリンクしていることを、本書『再臨のキリストの神話』の奇跡が裏書きしているからである。

 

 たとえば第三福音書で説かれている「ルベド(赤化)=神=金」の認識がもし本物でなかったら、外的世界がそれに共鳴して、GW170817という「金の生成」「神の象徴」「正道のコード化」という徴を現わすことは決してなかっただろう。


 ただ、パブーにおける閲覧は9月で終了してしまうので、私はこれから「新しい作品発表の地平」を探さなければならない。

 

 それは聖霊からのプレッシャーを受けながらの「何としてでも為さねばならぬ」霊的義務である。


 そして、その活動再開のあかつきには、まず福音書シリーズの改訂版発表からスタートを切りたいと思う。ある意味いい機会であるし、今現在、とくに第二、第三福音書を推敲したい気持ちが募っているからだ。

 

 


おわりに

 こうして淡々と出来事を並べていくと、自分の身の回りに、いかに多くの「不可思議なこと」が起っているのかが、かえってヒシヒシと伝わってくる。


 これが他人の文章であれば、私は間違いなく「彼が再臨のキリストであること」を信じるだろう。そうでもなければ、ここまで出来過ぎた話は起こらないと思う。それに、本書で報告されているような種類の奇跡では、病気治しの奇跡ように、サクラを用意することも不可能であろう。


 となれば、ここには真実が描かれていると考えるしかない。つまり客観的な判断として、彼を「再臨のキリスト」として考えることが、ごくごく自然であるということだ。むしろ、そうでないと考えるほうが、よほど牽強付会なのではないだろうか。


 まあ、いきなりの信仰告白はしないかもしれないが、私なら、身近な人に「こんな人がいるんだが、君はどう思う?」とは、間違いなく尋ねるだろう。私ばかりでなく、読者諸君も、きっとそうなるのではあるまいか。

 

 

 ところで、実をいうと、この神話には続きがある。それが『罪人のモニュメント』であり、私の最新作である。

 

 しかし、意味深なことに、この作品の執筆中にパブーの閉店が発表された。


 私はここに一つの啓示を見る。聖霊は、この『罪人のモニュメント』が、いまのところ公になることを望んではいないのだと。


 それというのも、『罪人のモニュメント』は、キリスト神学の「最後の一ピース」となる重要作であるが、きわめて「虚無神ディオニュソス」の影響が強いのだ。


 というより、ディオニュソスこそが、この作品の主役である。そのため執筆中も、この虚無の神に霊的なエネルギーを、ずっと吸い込まれていたような気がする。ディオニュソスは重要にして、他面、じつにじつに危険な神なのだ。


 そこでだ、『罪人のモニュメント』は、私の死後に発表することにした。せっかく書いた作品ではあるが、聖霊の意向としては、今のところは、私自身がその作品内容を把握していれば充分なのであろう。


 しかも、いま発表するとしたら、それにより関係者の心情を傷つける可能性もある。そこに描かれている「心の傷口」は、まだあまりにも生々しいからだ。今なお血は流れ続けている。


 よって私は、傷口とディオニュソスの口に栓をして、しばし霊的なエネルギーの充填を待つことにしようと思うのだ。

 


福音書シリーズのご案内

 

 

 

 

 

 

 


小説アトラスの紹介

小説『アトラス』は全9巻で構成されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小説アトラスの解説書として『アトラスの深層』があります。こちらは連載形式です。

 

 

 

 


奥付



【2019-06-12】再臨のキリストの神話


http://p.booklog.jp/book/127304


著者 : 正道
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/seidou1717/profile


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