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俳句:佐藤文香「オムライスの冒険」
 イラスト:石原ユキオ

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特集 ヒドい女子“歌”会

特集 ヒドい女子“歌”会


わたしたち短詩系女子ユニットgucaは短歌を使った新しい女子会を提案します


場所;佐藤の部屋 司会;佐藤文香


 すべてのきっかけは、9月17日に行われた「朗読千夜一夜リターンズ/第十四夜」(※1)でした。「荻原裕幸さんの短歌は女性に対してとてもヒドい!」(※2)、という話題でたいへん盛り上がり、ならば、女同士でヒドい短歌について語り合ったら楽しいんじゃないだろうか、と思ったんです。「あの男まじヒドいんだけど!」なんて話題はお酒の肴に最適ですが、とてもじゃないがお聞かせできない。それでは、実在しない相手のヒドさについて語ってみるというのはどうか。ヒドい短歌において、ヒドいのは作者ではなく、作中の男性です。

 そこで、いつものように佐藤宅に太田を呼ぶだけでなく、今回は歌人の野口あや子さん、俳人の神野紗希さんをゲストとしてお招きしました。さらに、skypeビデオ通話で岡山在住の石原ユキオもヴァーチャル参戦。「この男(作中主体)はヒドい!」と思う歌3首(作者の性別、存命かどうか、有名かどうかは問わず)を持ち寄り、無記名、持参者名を伏せて、歌会形式で作中の男のヒドさや歌のよさについて語り合いました。

 5人の短詩系女子による「ヒドい女子“歌”会」の壮絶な盛り上がり、しかとご覧ください。


※1「朗読千夜一夜リターンズ」は歌人の田中槐さんプロデュースの朗読イベント。第十四夜は、gucaが出演。

※2 ああいつた神経質な鳴り方はやれやれ恋人からの電話だ『甘藍派宣言』書肆季節社、1990年

  まだぢやないもう十時だぞ顔洗へ!北京ダックの亡霊みたいだ『あるまじろん』沖積舎、1992年など


☆ゲスト☆

野口あや子◉のぐち・あやこ 1987年生。岐阜在住。『幻桃』『未来』所属。松村あや・加藤治郎に師事。第一歌集『くびすじの欠片』で第54回現代歌人協会賞受賞。最近ずっと追っているのはここに呼ばれていないヒド男・岡井隆です。「短歌往来」4月号に特別作品33首を寄稿させていただきました。

  どのひとをうんでもよいようなまひる あまつぶ窓に楕円にのこる 野口あや子 


神野紗希◉こうの・さき 1983年、愛媛県松山市生まれ。2002年、第一回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞受賞。同年、初期句集『星の地図』(まる工房)出版。04年春から6年間、NHK-BS「俳句王国」司会を担当。2011年5月~俳句webマガジン「スピカ」を立ち上げる。江渡華子・野口る理と運営。同年10月、雑誌版「スピカ」第一号を刊行。2012年3月、第1句集『光まみれの蜂』(角川文化振興財団)刊行予定。

  カニ缶で蕪炊いて帰りを待つよ 神野紗希


・点数換算の方法

★ベストヒド歌一首……マイナス2点(作中主体が最高にヒドい男!)

●ヒド歌一首……マイナス1点

◯ヒドイイ歌一首……プラス1点(ふだんの歌会で選ぶだろう歌。上記2首と重なっても可)

※特別ルール;自分が持参した歌を選んでもかまわない


(石原宅のSkype画面。左から野口あや子さん、神野紗希さん、太田ユリ、右上の枠が石原ユキオ。ぶらさがっているのは佐藤文香、ではない。)


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