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なぜ自分の市場価値を把握する必要があるのか

私は、自分の市場価値を形成する各能力―コアスキル(ビジネス基礎能力)と読んでいる―にスポットをあて、それらがどのレベルにあるかを知ることにより、キャリア形成や能力開発に役立ててきました。

 

私が「市場価値」を世の中に提唱したのは、今から15年前の1997年で、象徴的な出来事として、山一證券の経営破綻があった年です。所謂、大企業神話が崩壊したのでした。“大企業に入れば一生安泰”ということは実は幻想に過ぎなかったのです。日本的経営の柱である終身雇用・年功序列というシステムの中では、余程の失敗をしない限り、まず首になることはありませんでした。また、“出る杭は打たれる”という言葉の通り、組織集団の中で、突出した能力があっても、個性が強すぎたり、協調性がなかったりすると、中々評価されないということがありました。ノーベル賞を取られた島津製作所の田中耕一さんもノーベル賞という世界的な評価を受け、現在は研究開発のフェローとして、活躍されております。実際の社内の評価はよくわかりませんが、年齢と職位、昇進スピードという観点においては高い社内評価を受けていたとは決して言えないでしょう。田中さんはノーベル賞を受賞されたことを契機に、社内の評価も劇的に変り、大昇進されたのです。このように、田中さんのような方を“顔の見える個人”と呼んでいます。

 

組織論的な観点からも、これまでのような金太郎飴的な、全体を底上げし、能力を平準化していく、いわば、軍隊のような統制された“まずは組織在りき”という発想から、一人一人が個として技能的に自立して、強い組織を創るという、“まずは個在りき”の発想に変りつつあります。強い個とは先の田中さんのような顔の見える個人です。技能的に自立した個が機能的に連携することで、強い組織を創ることがネットワーク的な発想です。では、田中さんのような傑出した実績を出すための前提条件とは何でしょうか?

 

プロスポーツの世界で世界的に活躍しているアスリートに眼を向ければ、一目瞭然です。MLBのマリナーズのイチロー選手やヤンキースの松井選手、海外の名門クラブチームに所属するサッカー日本代表の中田・中村・小野選手等、世界を舞台に活躍している選手は日本最高レベルの卓越した技術・スキルを持っています。スポーツの世界でも、始めは基本的な練習の反復により、まずは選手としての基礎固めをし、その土台を基に、より高度なスキルを身に付けていきます。

 

 


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【体力・健康維持管理能力】テスト

当てはまる項目にチェックしてください。

 


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テストの得点を、能力バランス表の赤で囲ってある部分に記載してみてください。

ご自身の得点は平均点以上でしたでしょうか?

 

そのほかの能力も、同シリーズで測定することができるので、ぜひすべての能力を測ってこの能力バランス表を埋めてみてください。

全ての合計点を出すとあなたの市場価値=推定年収も算出することができます。

 


試し読みはここまでです。続きは購入後にお読みいただけます。

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